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ノラガミ 第76話

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月刊少年マガジン8月号ノラガミネタバレ感想です*




西日本豪雨で亡くなられた方々のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。





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ブログ不定期更新】のお知らせ

書いたり、書かなかったりになると思います。その都度お知らせは致しませんのでご了承下さい(*・ω・)*_ _)ペコリ
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最新コミックス19巻8月17(金)発売


夜ト、決意の出奔・・・


第76話『捨てられぬ』

前号の続き…

雪音に電話をするひより…

雪音「夜トが出てったあ~~~?
あいつ また・・・っ」

ひより《ごめん…ごめん 雪音君
私  止められなかった・・・》

雪音「ひより?」

ひより《夜ト・・・父親を倒すって》

雪音「!?・・・それって───・・・」

「命綱を断つってこと!?」

ひより「私なら夜トを忘れない
ってわかったから・・・って」

夜ト【また会える─────

ひより「命綱を誰にするとか
そんなの・・・っ

もし私が夜トの命綱になれた
ってそんなの意味ない…

代替わりなんて絶対してほし
くない・・!」

雪音「わ わかった ひとまず
落ち着いて..ひより!

オレ みんなをあたってみるよ
まだ近くにいるかもしれない…

ひよりは・・・待ってて!」

電話を終え、机に向かうひよりは、涙を拭い、引き出しから接着剤を取り出し、壊れたお社の修復に取り掛かります…


場面変わり──────

雪山に降り立つ夜トは、宮様の許を訪れた時の事を思い返します…

みつるぎ
「天照大神(宮様)も御簾の
向こうで聞いておられる…」

みかがみ
「術師の話の続きを…夜ト神」

夜ト『 は・・・』

『先代恵比寿は面に…
毘沙門は術師の正体に
迫りつつあったがため
自らを暴かれることを
恐れた術師によって大逆人
に仕立てあげられたのです…
奴は天を使役しあろうこと
か天網を欺きました…』

みつるぎ「・・・なぜ そう言い切れる」

みかがみ「夜ト神は本当に
術師が誰か知っているのか…」

夜ト『・・・・・』

術師は父・・・私の生みの親です

夜ト《これで 親父は終わりだ…

『私が生まれたのは
父の願いによるもの…』

オレも消えて終わるんだな・・・

『願いは  ただ・・・間引けと』

みつるぎ「家系がある神もいるが・・・」

みたま「夜ト神は術師の
願いから生まれたと───」

みかがみ「・・・神は人の
願いなら生まれるもの……
術師は人だと言うのか?」

回想──────

幼い夜トに纏わり付く妖の描写…

『ととさま~~~』
『ととさまたすけて~~~』

父様「大丈夫..怖がるなよ夜ト…
こいつらは言ったらオレと同じ
でな・・・

天に見捨てられた 在らざるもの・・・

夜ト『そう申しておりました…
術師がただの人だというなら
言の葉で面を操ることなど到底
かないますまい…』

宮様「言の葉・・・?」

夜ト『はい 今思い起こせば
あの筆が言の葉…父が黄泉で
イザナミ様からいただいたと…』

宮様「術師は黄泉から帰っ
た人間・・・というの?」

夜ト『・・・はい』

簾から強力な光が漏れる描写…

宮様「あってはならぬ…
そのような帰り道決して
許すことはできぬ…

日の本の神はむすひの神…
人を結び産ひて死へといざなう…
人間の"黄泉帰り"など在っては
ならぬ!

父様《もし そんなことができたら…
なんてものはいらんよなぁ───
神ごときをありがたがる人も  いらんな…

夜ト『オレが…』

『これはオレがやらなきゃ
ならない・・・もっと前に
そうすべきだった…』

夜ト『オレが父を討ちます 
必ずや この手で!!───

─────────

雪の中を一人歩く夜トの描写…

夜ト《いやぁ自分でもびっくり!
天照に啖呵切ってひよりにもカッコ
つけてきた…

もう後戻りできねーぞ…

どうせならギリギリまで一緒に
いたい…なーんて思ってたからな…

宮様猶予は大祓まで…
違えし時は天が討つ────

夜ト《どっちに転んでも
オレは春には・・・・・

ひよりの日記を思い返す夜ト…

夜ト《いや…オレにはひよりがいる

雪道を歩く夜トは、山に向かって叫びます…

夜ト『たのも─────!!

「たのもう?」「ああおまえさんか…」

夜トの前に現れるエミシ…

エミシ「呼んだか?夜トっちゃん」

夜ト『アラハバキ・・・』

──────────

エミシの家を訪れる夜ト…

夜ト『廃校に住んでる?
中つ国(こっち)に拠点置いて
んのか・・・どうりで高天原
じゃ見つからないわけだ…』

エミシ「今はもっぱら雪下ろしだ!
この辺はジジババしかいねえから…
ところで夜トっちゃんはひとり?
丸腰で来たのか?」

夜ト『ああ…雪音は置いてきた…
ちょっとバッキーに話があって…』

エミシ「ふぅん・・・
危ねえなぁ・・・」

廊下から夜トを見ている神器達…

エミシは、神器達が雪音を怖がって警戒していると察し、祝はいないと声をかけます…

ほっとする神器達は、一人の男の子に話し掛けます…

神器「残念だなぁ 椎ちゃん!」

*「オラは別に・・・」

夜ト『しい・・・椎って
・・・蝗禍 椎軍───?
あのチビが!?』

「ぶっ」と笑いを堪えて吹き出す神器…

神器①「やめなよ・・・」

神器②「だって いっつも
出オチなんだもん・・・」

夜トの前に男の子を連れて来るエミシ…

エミシ「うちの自慢の『椎軍
こと椎布です~~~~~~~
ホラ 挨拶!言いたいことあっ
たんけべ?」

椎布「つ  次 "も" 負けねえから!!

夜ト『なんだぁ~~~うちの
雪音と同じくらいじゃん!
もし会ったら仲良くしてや
ってくれな?椎布!』

椎布「え?」

神器「あ  あのう・・・
天斬の命様は…
父ちゃんの敵ではない
のですか・・・?」

エミシ「椎ちゃん…大丈夫だから」

椎布「・・・わがった」

神器達に昼食の準備に取り掛からせる椎布…

─────────
酒を呑みながら神器について訊ねる夜ト…

夜ト『なあ・・・バッキーの
神器って全員子供・・・?』

エミシ「ああ…初めのうちは
大人もいたけど大人連中は
合わねえ…
天と馴れ合いたがってよ…」

『にしても古い子が多いな』

エミシ「この辺りは口減らし
が多くてよぉ…

子供は善悪がわからねえ…
親や家を欲しがる子供もいる…

だから普通は神器には召し上げ
ねえけど・・・

子供らには自分大切にすること…
無いものは欲しがらず手伝いを
すること…

それができたらここにいていい
ぞって言ってる…

なるたけ子供は召し上げて
うまいもん食わしたくてなぁ…

なんでかオレば みんな「父ちゃん」
ってよぶさげ….仕方ねえ!」

夜ト《ますます言いにくくなった…

\ガラッ/とドアが開き、帰宅する七…

七!!」と出迎える椎布…

椎布「夜には帰って来い
約束したべ!!────
って七おまえケガしったぞ!
なにしてきた!?」

神器「ケガ!?大丈夫?」

七「自分のメシをとってきた
だけだ!」

椎布「は──────!?
クマ狩ったのかおめえ!?」

神器「七ちゃん すごーい!!」

子供達のやりとりを見ながら、笑顔で「七は馴れ合わねえなぁ・・・」と口にするエミシ…

夜ト『アラハバキ…』

場面変わり──────

七とエミシを外に連れ出す夜ト…

七「なんだ?用って…」

夜ト『七は術師と戦ったんだよな?』

七「・・・ああ 黒い着物の男か…
あいつと戦うために毘沙門天が
あの箱から出してくれたから…
勝ちたかったな・・・もしまた
会ったら必ず仕留めとやる…」

夜ト『その役・・・
オレにやらせてくれないか…
七は術師と打ち合っても無事
だった…その強さが欲しい!』

アラハバキ..オレに七を
貸してくれないか・・・!?

\ゴッ/

夜トの言葉に拳を振るうエミシ…

エミシ「・・・おもしろくねえ冗談だ
雪ん中訪ねて来たから酒出したのによ…」

二度と来んな!!

場面変わり─────────

野良を呼ぶタケミカヅチ…

タケ「来い 疫器」

タケ「疫器!」

「・・・・・・」

現れない野良に、タケミカヅチは夜トの言葉を思い返します…

夜ト《神々に内通してる野良
懐に入れたら てめぇんとこ
の内情も探られるとは思わな
ったのか!?手元にはおい
ておくな─────────

タケ《術師が厄介なのは秘め事
を暴く器を持っているからだ…

ならばその武器を奪えばよい…
オレの手を汚してでも疫を雷で…

だがこの手で己が神器を殺せば
先代と同じ器殺しに・・・

\ギシッ/と床の軋む音に振り返るタケミカヅチ…

タケ「なんだ 黄云か・・・」

黄云「タケミカヅチ様…
また野良ですか?

夜ト様の惨状(雪音のキスの件)
をご覧になられたばかりだ
というのに…

あの娘がどのような者か
ご存じのはず…何故未だに
手元におかれるのです…

戯れがすぎるようでしたら
我が君が野良を飼っている
と関云殿に明かしますが
─────────・・・」

背景でくしゃみをする関云の描写…

タケ「わかった わかった 捨てる!
皆のためにも屋敷に上げるべきでは
なかった…

黄云こそ疫には近づくなよ!?
その~~~~~危ないから!!」

黄云「な・・・私も雪音のように
たぶらかされると?ありえません
心外です!」

タケ「いや そういう意味ではなく
とにかく気をつけろとしか言えぬ
というか~~~」

黄云「・・・そうですか
わかりました・・・」

タケ「お  おう・・・」

あてがう言葉が見つからずに頭を抱えるタケミカヅチ…

タケ《結局 姿を現さぬか…
あやつは聡い…気取られたか

場面は再び 夜ト──────

ベンチに座る夜トの元へやってくる七…

夜ト『悪かったな…
野良になれだなんて…
アラハバキは・・・?』

七「よそ者がこの土地
を出るまで見張れと…」

夜ト『そっか』

七「ただ・・・
あんなに怒るなんて驚いた・・・」

夜ト『いや 当然だよな…』

七「なあ・・・なぜ毘沙門
もおまえもあの男を狙う?」

夜ト『守りたくて…』

七「なにを?」

夜ト『大事な人…これ以上
あいつら奪われたくなくて…

『だからなにがなんでも
強い武器が欲しい・・・

───────なんで
七はそんなに強いんだ?

名を天照に取られてあの
箱の中に何千年も閉じ込
められてたんだろ?

どうして正気でいられた?』

七「・・・声を」

七【時折 あの洞窟に響く声が
救いだった…
戦の悲鳴…祭りの音…ささやき..
歌…なんでも聞いた─────

夜ト『だから言葉が
達者なのか…他には?』

七「取り上げられた名を
忘れたくなくて真っ暗な
壁に名を書き続けた…

今の神器と同じ文字ではなく
文様のような形が私の名前…
だったはず…」

夜ト『はず?』

七「何度も書いてるうちに
なにを書いているのかわか
らなくなって・・・
頭から消えてしまった・・・」

夜ト『何度も名を書いたら
忘れた・・・?そんなバカな』

七「本当だ」

「生きていた時の名前は
思い出せたのに・・・」

夜ト『!』

七「術師と戦っていた時
急に 自分の死に顔まで見えた…」

夜ト『そこが不思議なんだ…
七は螭器にやられて神の秘め
事に触れ真名を知った…
普通そうなったら神器は壊れる
のに…』

七「ふぅん・・・」

夜ト『ふぅん て…
人は自分の生き死にに
執着するもんじゃない
のか?』

七「・・・・・」

掌に舞い落ちる雪を乗せ、優しく握り締める七…

七「大事な人が死ぬ方が辛い」

自分の死なんかどうでもいい・・・

夜ト《そうか・・・
これが七の強さ…
親父を倒せる神器の条件

自分の死もいとわない
捨て身の人間─────

単に強いだけの神器じゃ
ダメってことか・・・けど
やっぱり七しかアテがねえ!

除雪車を眺めている七の描写…

目を光らせる夜ト…

こ こうなったら七を
無理矢理オレのもんに・・・

(だめだめだめサイテーオブサイテー)

祝や葬以上に強力で捨て身
の人間・・・
そんな都合のいい奴今から見
けるなんて・・・

七「つんだなぁ

除雪車を見ながらぼそりと呟き、そろそろ帰る…と腰をあげる七…

夜ト《雪ね?積んだのは雪だよね??

七「毘沙門は起きたか?」

項垂れたまま返事をしない夜トの描写…

七「・・・そうか
術師は背中から刺す
男だった…気を抜くな…」

そう言葉を残し、帰ってゆく七…

夜ト《あれ・・・?
見舞いに行った時ひとりも
警護がついてなかった……

兆麻もいない…
毘沙門は眠ったまま…

七は死んだことになって
いるが…………

親父は毘沙門に顔を見ら
れてる…

放っておくわけがねえ・・・!!

毘沙門邸へと急ぐ夜ト…

場面変わり───────

お社の中で、目を見開いた状態で首を垂れている斯(陸巴)…

眠っている毘沙門の胸に錫杖を突き立てる父様…


父様「"またな" 毘沙門─────

\ズンッ/

─────────

お社の前で、毘沙門の神器を呼ぶ夜トの描写…

夜ト『・・・おい
夜トだ!誰かいないか!
囷巴───────!
毘沙門は無事か!?
おい!誰か天(うえ)にあげ
てくれ!!』

森の方へと視線を移す夜トは、兆麻の姿を見つけます……

『!』『兆麻!?』

『今までどこに行ってたんだ!?
すぐに毘沙門の所へ・・・』


血の臭い・・・?

誰の血を浴び、何を目にし、佇む────

次号、巻頭カラー!!

次号に続きます!!

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感想


単行本10巻を読み返して、夜ト達が黄泉から帰る方法を、宮様がわざわざ教えに来た理由は何だったのだろうってずっと考えていて…

恵比寿を心配して来たのかなあって思ったけど、父様に関係する何かがあるのだろうか…

父様、いつだったか、息絶えた女の人(?)を抱きしめて、泣いている様な描写があったと思うのだけど、人間と神の間で何かあったのかなって、父様の過去が凄く気になります。

《天に見捨てられた在らざる者─────》

父様の願いから生まれた夜ト、その父様は、誰から生まれた子供なんだろう…

お次は、エミシの神器…★

椎器が、子供だったという驚き…( ºロº)

名前は、椎布くんというのかあ( ˊᵕˋ* )♩

神器の子から、いっつも出オチ…なんて言われていたので、どーゆー事かいなと単行本読み返してみたのですが………

エミシの『出でよ 椎器!!』からのコレ↑↑の事かいな(笑)??

作中の、七の『術師は背中から刺す男だった…』の台詞に、息子の夜トも↑↑ブッスリいっとったので笑ってしまった(σ゚∀゚)σw

そして、夜ト・七…★

七を貸して欲しいと、頼みに出向いた夜トを殴ったエミシ…

前号、野良は使い捨てるのに便利だから、後腐れもない───って、タケミカヅチに言っていた夜トですが…

葬の力が欲しい夜トの行動も、やろうとしている事は、野良飼いしてる神様達と変わらないのかな(><)


その後に、エミシが、夜トの所へ七を行かせたのは、夜トに【葬】ではなく【七】という一人の神器と向き合って、七の言葉に、何かしら感じ取って、考えてほしかったのだろうなあと思いました(´∀`)

戦いに他所様の神器をかりるというのは、エミシに家族を捨てさせる、死の覚悟をさせるという事なので、逸る気持ちから、間違った選択をしてほしくない、夜トなら気付いてくれるだろうという、エミシなりの気遣いで、七との会話を設けてあげたのかなと思います。

会話の後に、除雪車を見た七の『つんだなあ』の台詞が、夜トの手詰まりな状況に、更に追い打ちをかけていて可笑しかったデスꉂꉂ(ˊᗜˋ*)

ラストは、兆麻…★

血の匂い…

父様のものでしょうか(  ◉ ω ◉)??

ヴィーナを狙いに来る父様を、兆麻は待ち伏せしていたのかな・・・(;° ロ°)

父様、ヴィーナに顔を見られても、神憑りで藤崎先輩から別の人へと移れるのに、それは考えていないのだなあ…

藤崎先輩、顔面ぱーふぇくつだものな…wウンウン(✽︎´ཫ`✽︎)✧

感想長くなりましたが、今号も切なかったです。

夜トは、大祓まで父様を倒さなきゃいけない。

出来なければ天が討つ。

父様を倒したら、夜トも消えてしまうかもしれないし、願いから生まれた夜トが、ひよりの願いを命綱に、代替わりできる確証もない…。

春が来たら、鈴巴の桜の木の下で、またみんなで集まって、今度はタケミカヅチ達も一緒にお花見をして、また夜トがヴィーナに殴られて、連続コインがチャリンチャリン鳴る音が聴きたいです(笑)

夜トが、春の季節を、大切な人達と迎える事ができますように。


そしたら、また(o^^o).+*:゚+。.★゛


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