月刊少年マガジン4月号ノラガミネタバレ感想です*
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最新26巻 紙&電子にて好評発売中!!
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月曜日です、こんばんは~~
↑↑↑に載せておりますが、ノラガミ、次巻が最終巻です。
帯恐怖症になりそう...
終わりが分かって、見届けるって気持ちを胸の真ん中に持ってくると、なんだかシャンとした気持ちになりました。
悲しい気持ちは、時間が経っても変わらないけれど、ノラガミめちゃくちゃ好きやけん、ここからは、めちゃくちゃ楽しんでいくつもり
いろんな感情が、いろんな場面で素敵に着地する、神がかってる作品を、最後の最後まで、ワクワクな気持ちで、楽しみながら見届けようと思います
先生の描く、さらっふわっカチッな髪が見れるのも残り僅か...(༎ຶ⌑༎ຶ)
最後まで宜しくお願いします!!!!ノラガミ~~
それでは、本誌感想に入ります
第104-(2)話『国』感想
前号の続き....
夜ト『く 国生みって・・・?』
『あ あの家・・・なあ 野良
この場所━━━━━━━』
草むらを掻き分け、見覚えのある景色の中で野良に話しかける夜トは、自分が子供になっている事に気づきます。
夢なのか幻覚なのか、代替わりをしてしまったのか...
混乱する夜トの前に父様が現れ、夜トの姿にいつ見てもガキのままだと口にします。
イザナミの文様を発現させる父様...
「妖を操り 神器を得
神を生み 国を生むか・・・
黄泉のものを持ち込んだからか
こちらのしつらへが壊れてゆく・・・」
「現世が犠牲の上につくられた
美しい国ならば 犠牲になった者達
の国があってもいいだろう━━━━」
父様の台詞に、なんだか胸がぎゅっとなったな。
存在しない者達が存在する国...
神がかってる父様は、人の一生以上の時を生き、たくさんの死を見てきて、その時代、その時代に命を落とした、埋没された犠牲者達の魂を、救い出してあげたかったのだろうか....命の帳尻合わせみたいな。
前号の、野良に対する父様の言葉は許されるものではないけれど、野良を召し上げた時の台詞や、カヤさんを思うと、父様の持つ非情さは、美しい国と呼ばれる世の中への皮肉なように見えてくる。
「ここは哀れな者達が暮らす国」
野良に逃げろと声を掛ける夜トですが、野良は涙を流し、項垂れたまま反応を見せません...
動かない野良をなんとか抱えようとする夜トを蹴り飛ばす父様...
「この国は渇望している...
此岸に取って代わることを」
父様の国は神も代替わりもしない国...
「はじめからおまえなどでなく
国を生めばよかった━━━━━」
「おまえにはもう何も望まん 死ね」
首を絞められる夜トは、ずっとおまえの味方だと言っていた父様の言葉が過ぎります...
夜ト《なんで・・・っ》
《なんで・・・!》
いや、本当何でなんよ、父様ッッ!?
ちょっと前まで、夜トに味方だって言ってたのに、もう何も望まん、死ね...だなんて...
最新26巻で描かれている、父様が涙を浮かべる表情と、本誌の《なんで・・・》と涙を浮かべる夜トの表情が凄く切なく見える。
お互い、目は合ってるはずなのに、互いに向ける気持ちがずっと伝わらない...
願いから創り出した神様に縋るように涙を流す父様...
父様の愛情とはかけ離れた執着に怖さを抱いていた夜ト...
自分を生み出した父様との親子の繋がりや思い出が、欠片のように散らばって、動けば動くほど踏みしめて傷ついて、欠片もまた粉々に増えていって、断ち切ろうとすれば、また欠片に繋げられて....
本当に、なんでこんな事になっちゃったんだろうね(༎ຶ⌑༎ຶ)
意識が遠のく夜ト━━━━━━
暗闇の中、桜の敷き詰められた冷蔵庫の中から雪音が夜トへと手を伸ばし、飛び出してきます...
体当たりで父様を突き飛ばす雪音...
夜ト『雪音・・・!?』
妖の姿の雪音は、清めの水を夜トにかけます...
雪音《大丈夫?夜ト》
自分を呼ぶ声が聞こえて目が覚めたと話す雪音は、これからも毎晩悪夢を見ることになっても、夢を見るなら悪夢の方がいいと話します。
《だってそしたら現実はまぶしくて
綺麗だってわかるから━━━━━━》
父様「綺麗だと?
あの世界のどこがいいんだよ
オレにはわかるぞ..
今もおまえがドス黒いものを
抱えてることを...
醜いその姿が証だ..やり場のない
怒りが魂を人でないものにしている」
雪音《そうだよ オレは怒ってる!
父さんにも..何も話してくれなかった
夜トにも..オレがやったことにも・・・!》
怒りに身を任せるのは楽しくて、何でも出来る気がしたと話す雪音...
雪音《でもオレは死んでるんだ...
この世界のどこにもいないんだよ..
夜トには人として生きろって言わ
れて嬉しかった...
だから勘違いしちゃったのかな......
ごめんね夜ト・・・
こんな姿になっちゃって》
謝罪を口にする雪音を抱きしめる夜ト...で次号に続きます。
雪音君、目が覚めて、桜の花がいっぱいで嬉しかっただろうな(*´˘`*)
春を知らせる桜の風は、悪夢を吹き散らす。
君が眠る場所は、君の主が名前をもとにして選んだんだよって、雪音君はわかってるか
妖に堕ちても、人としての心を、魂を持ち続けられたのは、夜トやひより、神様達が、どんなことがあっても諦めないで側にいて、いろんな気持ちを向けて、いろんな感情を皆が教えてくれたから(*ˊᵕˋ*)
雪音君、本当の意味で根をおろす事ができました。
風のたよりで、鈴巴にも知らせが行くかな??
そして、父様ですが、新しく創った国の中に、昔暮らした思い出の場所を持ってくるなんて...
父様の国の中に居る内は、夜トは子供のままなのか分からないけど、父様はあの頃に戻りたい的な思いがあるのでしょうか...
器を持たない父様の力がどれだけのものなのか、次号の展開を楽しみに待ちたいと思います
そしたらまた(*ˊᵕˋ*)ノ∅・*:。*:゚