月刊少年マガジン7月号ノラガミネタバレ感想です*
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『ノラガミ』本誌100話突破記念‼️‼️
6月16日(木)発売!!
コミックス最新24巻&【拾遺集 参】付き特装版、紙&電子で好評発売中!!
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祝100話おめでとうございまあ~~す~~
ってお祝いする気持ちでページ開いたら、これまでのノラガミ相関図に、最終章展開中!!ってしれっと書いてあって『あ"ッッ!?』ってなって、めちゃくちゃ沈みました...
もう何が何だかで、最終章展開中!って頭の中で文字がこんがらがった...腹いてw=333
単行本24巻が発売された時、え....終わる空気..って不安は過ぎっていたのですが、あの時、私、気付かんフリをしたからな...(⑉¯3¯⑉)
だって寂しいやん=333
置いていかれるような寂しさたるや...
中々の辛さと切なきものがありますグヒッ
だけども、こうして100話も読んでこれたのは、あだちとか先生が、作品を大事に描き続けてくれたからで...
ノラガミが、前作アライブの巻数に並んだ時は、感情が溢れて泣いてしまいました。
私は、ノラガミの物語の中で、鈴巴のエピソードが好きで、数ページのやりとりに胸が締め付けられて、なんとも言えない感情にさせられるのに、でも、同じような経験をした事なくても、覚えはあるよね?って気持ちになるんですよ。
じりじりとした夏の暑さの中で出会った、ともこちゃんと鈴巴の、儚い夏のひとときを、花畑の中で、タチアオイが色んな表情で、意味を持って主張しているのが切ないです..。゚゚(*´□`*。)°゚。
鈴巴が守り続けていた約束の桜は、残された者に意思として遺って、人も心も自然も、移ろいながらも変わらないものがあるんだと、読みながら、色んな想いと痛みを感じさせてくれたエピソードでした。
だから、辛くても読んでしまう。
そして、毎回、陸巴への憎しみが募るw
色んなエピソードを、思い返せるだけの思い出と思い入れをノラガミからたくさんもらって、気付けばもう100話...
これまで、楽しませてくれてありがとう、ノラガミ
そして、これからも末永くよろしく、ノラガミ!!
とまあ、最終章の文字見て、またまた逃避行の準備に入った私ですけども、ズタボロながらも本誌読んだので、感想に入りたいと思います(笑)
第100話『春に舞う雪』
★感想★
■夜ト・雪音君...
前号の続き...
死を受け入れた雪音君と、過去を思い出させたくなかった夜ト...
冷蔵庫の中に、自分も手紙も何もなかったと話す雪音君は、夜トに「夜トがオレを・・・埋めてくれたの?」と、震えながら御守りを握りしめ、自分のからだと手紙はどこにあるのかと尋ねます。
夜ト『・・・ゆ 雪音の手紙は読んだよ
全部...その手紙と一緒に・・・
あったかくて綺麗な所にいる...
見晴らしのいい場所だ━━━━
雪音が行きたかったあの家を見下ろせる
丘の上...春になったら桜が咲く...
それを見れば姉も弟を思い出すだろう
と思って━━━━━━━━』
夜ト『桜は・・・春の樹だから・・・!』
いつでも、お姉さんが住む家を見下ろせるように、春になったらお姉さんが雪音くんを見てくれるように、夜トは、丘の上にある桜の木に、雪音君の春樹という名に自身の想いを込めて、遺骨を埋葬していました...(༎ຶ⌑༎ຶ)
夜ト、姉弟が思い出と一緒にいつまでも繋がっていられるように、あたたかい季節の中に、雪音君を眠らせてあげたのですね。
寒い冬でも、冷たい雨が降り続いても、夜トのあたたかな想いが、あたたかな場所で、一緒に春を待ってくれるから、雪音君寂しくないね
夜トの想いに触れた雪音君の涙と、雪音君に降り注ぐ雪が、桜の花びらに変わる描写に涙がとまらなかったです。
この描写が、100話のサブタイになってるのが素敵だ
眠りについた雪音君をその場に残し、夜トと兆麻は父様のいる場所へ向かいます...
夜ト『秒で倒すぞ!』
■父様・野良...
雪音君の展開していた善網が、街から消えて行く中、苛立ちを見せる父様は、莠器を裏切り者と吐き捨て、面の妖を召喚します...
父様「許すなど敗者の言い訳・・・
せめて抗い続けろ!!━━━━━━」
野良《夜トも雪音も裏切り者よ・・・?
もういいんじゃない・・・・!》
野良の《夜ト(やと)》《雪音》呼びに「夜ト(やぼく)と莠だ!!」と声を荒げる父様...
父様は、単なる名付け親ってだけじゃないのだろうけど、言うことを聞かなかったから仕置をするとか、夜トと神器を私物化している節があるから、夜トも野良も、小さな頃から父様の顔色をうかがいながら、父様の2人に向けられる表情や言葉から、愛情を見つけようとしていたのかなって思った
宥める野良に突如、蛇が反応し赤華の急襲を受けますが、妖が父様を守ります。
■エミシ(アラハバキ)・ヴィーナ...
時化を抑えにかかる神様達...
妖を前に、狼狽える神様の元に駆け付けたのは椎軍...
エミシ(アラハバキ)が、椎軍が狩り損ねた妖を見て「椎ちゃんのお残し発見!」って言ってるのがおかしかったw
どけどけー!って蹴散らしてたもんな(笑)
妖の駆逐をするエミシは、道の先に囷巴に寄り掛かる毘沙門を見つけます。
夜トから七を貸してほしいと言われた事や、術師について七に話を聞いていたことをエミシから聞いたヴィーナは、夜トが術師討伐に雪音くんを使わずに向かった事を考え、疑問を抱きます。
毘沙門《誰と一緒に・・・?》
胸騒ぎがし、兆器を呼ぶ毘沙門...
反応が無いことから、毘沙門は神器の紝巴を呼び、囷巴に跨り逃走する妖を追わせます...
毘沙門《兆麻 兆麻どうして来ない?
おまえに何かあったら自分を許せない》
■父様・夜ト...
暦器が螭器に触れても、怯まずに剣を振るう夜トを薄情だと言う父様...
父様「オレはずっと許してきた・・・
夜トが誰を召し上げようがどんな神と
連もうがな!なぜかわかるか!?」
「大切だからだ」
夜ト『よく言うぜ..オレが親父を
恐れてるってわかってたからだろ!』
大切だから許してきた父様と、恐怖で縛られてきた夜ト...
父様の許してきた発言は、この場合、敗者の言い訳にはならんのだな(爆w)=333
父様の許すって、夜トのすることを、その時間は目をつぶっていただけで、結局、溜め込んでた自分の感情を爆発させて、怒りでしか収めきれないって感じがするなあ...
赤華を打ち込んで父様を囲い『オレも勘違いしてた』と言葉を返す夜ト...
『離れ難いのは親父のことを・・・
やっぱり言ってやんねぇ!━━━━』
剣を振るい赤華を爆ぜさせ、父様にダメージを与えます。
煙幕が晴れてゆく中で、父様を守っている野良の姿が目にはいる夜ト...
自分達は互いが必要で、利用してきたのは夜トも同じ...夜トはオレの祈りだと、自分の元へ帰って来いと懇願する父様...
夜トの為に何度も黄泉から帰ってきたと話す父様...
夜トがマイナー神でも消えずにずっと存在し続けられていたのは、父様の存在あってこそ...
人に、忘れ去られて消えたくない神様と、願い続ける事で存在を生かしてきた父親...。
父様がいなければ、夜トは神様との交流はなかったし、ひよりや雪音君に出会えていなかったんだもんな
父様の言葉を振り払うように『楽にしてやる』と剣を握る夜ト...
夜トの言葉に目を見開く父様を野良が抱きしめます...
夜トの振り上げた剣を螭器で弾く野良...
野良《見て 父様...これがいつものあたしよ》
野良の切ない表情で次号に続きます。
父様を後ろから抱きしめる描写と、ラストの野良の表情には、いたたまれない気持ちになりました。
野良って、いつも後ろから抱きしめたりしてるイメージがあるけど、振り向いて、ちゃんと自分を見てほしかったんだろなあ
父様は、矢で射抜かれたり斬られたり、ピンチに陥っても、順当に夜トサイドの神器が堕ちていって命拾いしてるねえ
初っ端から、相関図の最終章って言葉にやられて、妙な緊張で読み終えた今号でしたが、次号、兆麻はどうなってしまうのか...(༎ຶ⌑༎ຶ)
夜トが、兆麻は自分の死をわかったつもりでいるだけだ...っていっていたから、秘め事に触れた兆麻が、過去を知って、雪音君のように死を受け入れる事ができるのか、妖に堕ちるのか、不安で仕方ないです。
螭器に触れて、秘め事が暴かれるのと、疑心で自ら堕ちていくのとでは、妖になる、ならないの確率や違いがあったりするのかな
ヴィーナを愛しむ、兆麻の想いの力で乗り越えてほしいな(༎ຶ⌑༎ຶ)
只今、おねむ中の雪音君にも不安はまだ残っていて...今は何もないけれど、夜トのいうように、桜の様にこれからなってしまうのでしょうか...
兆麻と雪音君の祝ーズが無事でありますように!
ヴィーナも出てきて、乱戦大好きだけど辛いです
次号まで、作中の《これがいつものあたしよ》って言ってた野良を見習って、精神立て直しとこ笑笑!!!!
そしたらまた(*ˊᗜˋ)ノ∅・*:。✡*:゚