📖読書📕
【予言の島】澤村伊智
この本、前に感想書いたかなあ…?
全くおぼえんのだけど、再読したので感想にも満たない感想を書こうと思うw
澤村伊智先生は、恐怖を想像させる言葉の取り入れ方と運び方が絶妙だと思う。
先生の作品の中では、ずうのめ人形が一番好き。
ホラー要素が入っていると、怖さに面白みを延々と求めてしまうので、着地するまで気が抜けないのですが、予言の島は、ところどころ火種が燻ったままで、不完全燃焼だった。
私、最初に読んだ時、どんな感想を持ったのだろう??ブログにちゃんと残しとけばよかったなあ…
中盤までは、本当におもしろい。
おもしろかっただけに【あんた、隣にずっとおったんかい…】っていう展開に、ションボリとなる
作中、ん??って文章に違和感があったのは、ラストの登場を控えるお母さんに対する布石が置かれていたんだな。
帯の【初読はミステリ、二度目はホラー】の謳い文句…
"呪い"を生身の人間の執着と心霊とでかけてあるのは面白いと思った。