月刊少年マガジン7月号ノラガミネタバレ感想です*
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※【ブログ不定期更新】のお知らせ
書いたり、書かなかったりになると思います。その都度お知らせは致しませんのでご了承下
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さい(*・ω・)*_ _)ペコリ
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★最新コミックス22巻★
6月17日発売!!
(カバーは父様&莠)
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真実を知ることから逃げた莠=雪音だが・・・
第88-(2)話『理由』
父様「おはよう 莠」
父様の声で目覚める雪音…
雪音「・・・・・・」
父様「飯買ってきたぞ…
あったかいうちに食べなよ?」
「・・・莠 犬達に自分を喰っ
てくれって頼んだんだって?
躾てはいるがダメだぞ?
こいつらにとっておまえは
ごちそうなんだから」
雪音「・・・・・」
「───えたい」
「今なら わかる・・・
あいつの気持ち・・・」
鈴巴を思い浮かべる雪音…
「もう喰われたって
どうだってよかった…
消えたかったんだ・・・」
父様「・・・生きてた頃の
おまえはそんなこと言わな
かったぞ────────
おまえの姉が「生まれ変わりたい」
「天国で幸せになれたら」って弱音
を吐いたら「なんでいっかい死なな
きゃなんないの?」って」
「逃げるんなら未来に逃げよう───」
父様「ここからいつか脱獄する
んだって姉と必死に堪えてたよ…
なのにおまえの父親はそれすら
奪った・・・」
雪音「父様それって・・・
やっぱりオレは・・・」
父様「・・・殺されてる・・・」
「家を出ていった姉に手紙を
出していたのがバレてな・・・」
(息が荒くなる雪音の描写───)
「殴られてぐったりした莠を
病院にも連れて行かずに──」
「父親が山中に棄・・・」
雪音「聞きたくない!!」
\ゴォ/\ダダンダダン/っと電車が走り抜ける描写…
父様「・・・莠が最期に
思っていたのは・・・」
「『なんで?』だったよ────
『なんで こんなことするの?』
『なんで誰も助けてくれないの?』
『なんで?』『どうして?』・・・」
父様「答えを知りたくないか?…」
頭を抱えたまま無反応の雪音…
それを横目にスマホを取り出す父様…
父様「───今はゆっくりして
おけ…オレはちょっと出かける…
目星がついたからな…
莠の・・・最期の場所────
埋葬してやらないと…
もしかしたらまだそのままかも
しれないから・・・」
\ドッ/
藤崎の肉体から離脱する父様の描写…
父様「来たくなったらおいで…」
「莠器(ゆうき)」
───────
部屋に一人残る雪音は、父様とのやりとりを思い返します…
雪音「いいなぁ スマホ~~」
父様「莠は持ってないんだっけ?」
雪音「うん・・・」
父様「ちょっと触ってみるか?」
雪音「いいの!?」
父様「使い方教えてやるよ…
全然わからないだろ?」
藤崎から離脱し、置いていった父様のスマホを手に取る雪音…
雪音《・・・あの言葉・・・オレが
ケータイもない時代に死んだからだ
ったのか・・・
でも電話くらいあったろうに───
姉ちゃんにはわざわざ手紙で・・・》
再び回想──────
父様「・・・なんで?
ひよりちゃんになぜ死んだの
かとか聞かれたりしなかった
か?」
雪音「うん 全然…」
(スマホの検索画面を見つめる雪音…)
父様「へえ・・・?
気にならないはずないのになぁ…
気を遣って聞かずにいたんだろう…
でも本当は知りたいはずなんだ…
どうして死んだのか…どこで…
どうやって…どんなふうに───」
(冷蔵庫を開けるひよりの描写…)
父様「身近な人間ほどどんな
凄惨な事実であっても知ろう
とするものだ…」
【🔍 田嶋 ハル 事件】
と雪音が検索するも、検索結果は0…
虐待事件の記事に目を通す雪音…
雪音《だったらなんで?
どうしてオレのことは事件
になってないの?
誰も捜してくれなかったの?
母さんは?姉ちゃんも───
なんでオレだけ置いていったの?
みんな側にいたし全部知ってた
くせに見捨ててんじゃんか・・・!》
《なんでオレだけ?》
\シュー/と黒い物体が畳の網目から出現する描写…
《・・・違う 他にもたくさんいる
オレみたいな奴らが…これは..オレだ》
黒い靄に吼える父様の妖…
《そうか 今もオレは》
《父さんに殺されてるのか────》
\キン/
(人間の形態から神器へと変化する音…)
場面変わり─────
ひよりが冷蔵庫に手向けた花を手にする父様…
「・・・・・」
辺りを見渡し、再び冷蔵庫に供えます…
雪音「────父様」
父様「おう 来たか 莠・・・・・・」
父様「髪切った?なんだろう?
雰囲気変わったね~~~~」
妖《黒いんです 父様…クエッ》
雪音「・・・そこに
オレが棄てられてたの?」
父様「ん? ああ・・・
中は空だった…
警察に発見されたのか
誰かが移動させたのか・・・」
椿の花に目をやる雪音…
雪音「その花は?
父様がオレのために
摘んできてくれたの?」
父様「あ─────
・・・・・・そうだよ」
雪音「やっぱり父様は他と違う…
優しいなぁ・・・」
\シュー・・・/
先のアパートに出現した黒い物体が地面から再び現れ、冷蔵庫を破壊する描写…
雪音「ありがとう…」
父様「・・・・・!?
今 なにを・・・?
ひょっとして───・・・
莠器の状態なのか・・・?」
雪音「うん そうみたい…
でさぁ・・・
オレの父さんどこかな…」
「会いたいなぁ~~~!」
父様《これは これは・・・》
父様「それはわからないと言ったろ?
ただ思い出したことがあってな・・・
莠が姉に手紙を書いていただろう?
あの住所にまだ姉が住んでいれば──」
父様《なんと珍妙な
神器になったもんだ…》
雪音「本当!?行こう行こう!
姉って人が父さんの居場所知っ
てるかもよ!」
父様「おいおい急にどうした…
知りたくないんじゃなかった
のか?」
雪音「それはやめた…」
「会って聞きたいんだ…
なぜオレを殺したのか」
雪音の姿に笑みを見せる父様…
父様《よくできました》
場面変わり─────
《夜ト!!》
仮眠をとる夜トを起こす兆麻…
夜ト『ふほっ!?』
兆麻《本当に来たぞ!!起きろ!!》
夜ト『す すぐ行く───今どの辺だ?』
兆麻《街の南側に進入してきた
ところだ…けど────・・・
術師と────・・・誰だ?》
夜ト『雪音か!?野良か!?』
兆麻《蛇が動かないから
野良じゃない…
でも あの男の子・・・》
《あ・・・待って
一度そっちへ集中する!》
バス停に刺さっている弓矢を見る雪音の描写…
夜ト『誰と一緒なんだよ・・・』
兆麻《わからない…
雪音かと思ったんだけど・・・》
夜ト『「けど」ってなんだよ……
他に新しい神器を手に入れたのか!?』
兆麻《僕が知るわけないだろ!?》
夜ト『雪音がどんな神器に
なるのかもわからねーのに…
どのルートで来る?』
兆麻《裏通りを北上中・・・
どこかで曲がらなければT地路
の辺りに出るはずだ…》
夜ト《やっぱり姉の所に連れてきたか・・・!!
野良がいないならチャンスだ───》
弓を引き、対象が現れるのを待つ夜ト…
夜ト《こいつで一気に…
カタをつけてやる・・・!!》
雪音の姉の家の前に現れる父様・雪音…
夜ト《ゆ!?・・・いや
雪音じゃない・・・誰だ
あれが新しい神器か?》
\バチバチバチ/
照準が定まり、夜トに声を掛ける兆麻…
兆麻《夜ト!》
夜ト『おう!』
『いけ 暦器!!』
背後からの攻撃を感じ取る父様の描写…
父様「ワンパターンなんだよ」
「ばーか」
「莠器────」
父様の命に暦器を弾き返す雪音…
口を負傷する兆麻…
父様「夜トめ・・・姉に会ったな…?」
門を開ける父様の描写…
父様「居場所聞いてこい…」
口角を上げる雪音…
兆麻《な なんだ あいつ・・・?》
《来るぞ!─────》
遠距離からの攻撃を躱し、一瞬で夜トへと間合いを詰める雪音…
雪音「夜ト」
雪音「莠 だよ」
名を明かし、夜トへ鋭利な爪を振るう雪音…
かつてない、痛み────
次号に続きます!!
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★感想★
■雪音君・父様…
雪音君、辛い現実に、鈴巴を思い返して、消えたい気持ちを重ねてました
毘沙門編(単行本4~6巻)、本当に辛かったです。
主が抱える神器の数が増えるに連れ、神器達の想いも様々に生まれて、鈴巴達は気持ちを見せない様に務めて笑顔で、ヴィーナを刺さないように過ごしてきたんですよね。
企みを抱く陸巴の言葉によって、鈴巴の未来は閉ざされてしまいましたが、今度は友人の雪音君が、父様の思惑によって未来を閉ざされてしまって…( >̶̥̥̥᷄д<̶̥̥̥᷅ )
もうなんなんだ!!あの二人!!って感じなのだけど、父様を嫌いになれないのがなあ…エッヘッヘw
雪音君、莠器になって髪の色が黒に変わってしまいました…
これはタケミカヅチに、黄云をバリバリバリ~~~っと落としてもらって、ブリーチするしかないですな…w⚡⚡⚡
おまけに人格までも変わっちゃってね…( >̶̥̥̥᷄д<̶̥̥̥᷅ )
お姉さんの事を「姉って人」って…
父様、うまく手懐けたし、感情を切り離す事に成功しました…
莠器は、螭器の様に、父様の手によって使う武器ではなく、雪音君自体が黒いニョロニョロを出現させて、自由に操れるのか…。
ウルヴァリンみたいに爪で攻撃もしてて、雪音君の面影はなくなってしまった…( >̶̥̥̥᷄д<̶̥̥̥᷅ )
そして、冷蔵庫に花を手向けたのはひよりなのに、父様がした事にしているから、凄く腹が立つ~~~(ꐦಠہಠ)!!!!
■ひより…
父様「どうして死んだのか…
どこで…どうやって…どんなふうに…」
冷蔵庫の中に、雪音君の遺体は無かったけれど、どれだけの時間、雪音君が暗闇の中で恐怖し亡くなっていったのか、狭い空間に閉じ込められて、どれだけ苦しみ、もがきながら最期を迎えたのか、命を奪われた無念さを、ひよりは箱の中を見つめて感じている様でした。
野良の説明だけではなく、自身の目で見る事で、ここで起こった悲惨な現実を、閉じ込めたままにできなかったから、真っ暗な場所から出してあげたかったのかな。
これまでを読んできて、所々で雪音くん、電車や落下物の騒音で、相手に声が届かなかったり、自分や相手に聞こえない描写がされていますけど、一連の出来事は、偶然ではなくて、雪音君を大切に思う夜トや神様、ひより達の想いで守られてるんじゃないかなって思う。
■夜ト・兆麻…
父様が雪音君のお姉さんの家に来るのを先読みして、遠距離から背後を狙った夜トですが、父様も夜トの行動を見抜いているから、父様が優位に立ってしまった…
「ワンパターンなんだよ…ばーか」って=333
うッるせーッッて言い返したいけども…
ワンパターン否めない…( ´ཫ`)
戦術に限りが見えて、攻撃がワンパターンになるのは、夜トも承知なんだろな。
兆麻と雪音君を犠牲にしたくないから、守りながら戦う事が、夜トの念頭にあるので、必然的に剣より弓になりますよね
暦器が、弓の形態から剣に変われば、夜トは禍津神の本領を発揮できるかもしれないけど、兆麻と夜トが息の合った攻撃を雪音君にできるのか、二人の連携も気になる…
次号、外見も中身も変わり果てた雪音君を前に、夜トはどう向き合うのか…
また、長い1ヶ月の始まりだ…
そしたらまた(*ˊᗜˋ*)/∅・*:。✡*:゚